※本日よりタイ旅行ですが、旅行記をリアルタイムで書くのが難しいので通常記事でのお届けです。ツイッターで色々つぶやいていますのでぜひこちらをご覧下さい。(良ければフォローもお願いします★)
もるとです。
だいぶ昔のことになりますが自分語りとしてこういったシリーズを書いていました。
セミリタイアが近づいてきていることもあり続きを書きたくなりましたので今日からまた数回書いていきたいと思います。
まずはここまでの仕事歴のおさらいです。
①新卒で板金工見習い(半年程度)
②ホテル配膳人&スーパーでの品出し(3年弱)
③コールセンターその1(約5年)
④コールセンターその2(約2年半)
①~③まではすべてアルバイト、④は派遣→契約社員となりました。また年収は①と②は100万円台、③は200万円台、④は最終的に日本の平均年収くらいという推移。
④は仕事的に面白かったのですが、管理職での挫折や正社員になりたいという思いから退職。転職フェアにて就職を決め、念願の会社員になったところから話は再開です。
★★★ ★★★ ★★★
さて、転職先ですが条件はこんな感じでした。
・月給265,000円(残業40h込)
・ボーナス4ヶ月分(徐々に増えて新卒から2~3年目で60~80万程度だった模様)
・レンタル・リース業
条件的にも悪くなく、仕事内容的にもやれないことは無いだろうと思って入社しました。が、結論から言うとこの会社はわずか8ヶ月で退職することになります。
あれほど念願だった正社員ですが、現実は厳しかったですね。仕事内容的にはやれないことは無い業務内容でした。が、カルチャー的に無理でした。
その辺りを少し書いていこうと思います。
■拘束時間が長い
就業時間は8:30~17:30の契約でした。しかし実際は7:20には出社、7:40には部内朝礼開始、8:15には全体朝礼開始。デフォルトで毎日1時間の残業、かつ社員は19:30~20:00までは残ることが常態化していました。
なお、ぼくは途中からやけになりいつも17:30でスパッと帰社していましたねw見かねた上司から「残業しろ」と言われたのは今となっては良い思い出です。
■外出時間は残業に含まれない
これだけ拘束時間が長ければ40hからぼちぼちはみ出るから、残業していけば稼げると思っていました。
しかし、勤怠のシステムは「外出時は残業に加算されない」というあまりにもクソシステムでした。例えばこんな感じ。
・勤怠の出勤は8:30に押す(ここからスタート)
・11時~16時まで外出
・16時~20時まで勤務
・この場合の計算は8時半~11時の2.5hと16時~20時の4hが勤務となる
・つまり8hを越えていないためこの日の残業時間は0(通常勤怠の8hのみとなる)
最初にこれを聞いた時に退職を決意しましたね。今思い返してもひどい話でした。
さらに土曜日は隔週で出勤を求められており、先輩社員はほぼ毎週出勤。ただこれも休日出勤としては加算はされていなかった様です。
■正月と盆休みは有休となる
ブラック企業でよくあるパターンですが、盆や正月が会社は閉まるにも関わらずカレンダー上は出勤日。つまり有休を強制的に使用させられるというシステムでした。
しかも求人情報では「年20日の有休付与!」などと書いてありましたが、実際は10日スタート。この10日とは別に慶弔休暇は5日ほどはあった様ですが、実際に自由に使える有休はほぼ0でした。
■宗教的とも言える社風
創業者一族が幅を利かせる企業でしたね。ボーナスを貰ったら社長宛てに御礼の手紙を書くとか、毎日の大声での社訓の斉唱など非常に昭和的な慣行がたくさんありました。
月曜日の朝礼は会議室に支店全員が集合し営業マンは一人一人先週の結果を大声で発表する。毎日の朝礼では会社が作った、全国の社員が自分の仕事をどう思っているかを綴った文集を一人が読み上げるなど。
その文集は最後は必ず社長への賛美で終わっていました。先輩社員から「昔この企業の5chのスレがあって“北朝鮮”と書かれていたのを見つけて完全同意した。」と言われたこともありましたね。
また外出から帰社した際と退社の際は自分よりすべての役職の人の席を一人づつ周り「戻りました!」と挨拶するというのもありましたね。超ド級の体育会系でした。
★★★ ★★★ ★★★
前職が比較的ホワイトな環境であり扱う製品もIT系とおしゃれであったこともあり、対比すると非常に厳しい環境に感じました。長時間労働と雇用条件の悪さが3割増しに見えましたね。
離職率が高く、ほぼ新人が定着しないということは後から知りましたがそれも納得。もう一つエピソードですが、長距離通勤をしていたぼくを見て課長が「社宅制度があるから会社の近くに越してこい、土日で賃貸を見てこい」と言われたものの、最終的に支店長判断でNGということがありました。
その理由は「新人はすぐにやめる可能性が高いから。」。申し訳なさそうに謝ってきた課長の顔を思い出します。
とまぁ、なかなかひどい環境ではありましたが楽しかったことや良い思い出もぼちぼちあります。次回はその辺をちょっと書いていきたいと思います。
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