もるとです。
昨夜のNY市場は大きく上昇しました。リタイアしたい勢としてはありがたいこっちゃです。
金融市場では破滅的な米国デフォルト(債務不履行)を織り込む動きが一部にあるものの、債務上限を巡る交渉進展への期待が広がり、17日の米株市場では主要指数が軒並み1%を超える上昇となりました。確かに、交渉妥結の兆候は増したように見えます。しかし過去数年、世界を揺るがす出来事は大方の予想を覆して起きてきたのも事実。今回は果たして。
先日の記事にもしていたデフォルトの問題が一段落した(雰囲気)となりダウは+$408.63と1.24%もの上昇。ナスは年初来高値を更新。
ここのところは日経平均も3万円台を回復するなど右も左も株高な状態が見られ、ツイッターのタイムラインも賑わいを見せています。
相場が上昇することについては素直に喜んでいます。資産形成中の身ではありますが、これまでに積み立ててきた分もそれなりの量になってきました。
それらが実を結んでいると考えるとやはりうれしいことであります。グングン成長して余裕でFireできるぜ!というところまでいってもらえれば言うことなしです。
★★★ ★★★ ★★★
とはいえダウは数日前に$300近く下がったばかりであることや債務問題は根本的に解決したわけではないことを忘れるわけにはいきません。
相場はきまぐれ。何かあればすぐに手のひら返し、一喜一憂しても良いことは無いことは6~7年の短い相場経験の中でも学びました。
仕事とかでもそうですが、世の中には自分の手の中で終わらないことはたくさんありますね。スポーツとかもその良い例かな。
ということで相場上昇で素直に喜ぶ自分の気持ちを否定することはありませんが、心落ち着かせやることやっていこうと今日も仕事してきました。昼は出張、夜はフーデリのいつものコースです。
今日稼いだお金も順次マーケットに投入し将来の果実の種にしたいと思います。
★★★ ★★★ ★★★
ところで、先日Webを徘徊しているとりんりさんの面白い記事を拝見しました。etfsp500.com
バンガードは定期的に今後の資産クラスごとのリターンを発表しているのはよく知られています。そしてこの記事によると今後は米国株より全世界株の方がアウトパフォームするということを見込んでいる様です。
最近のバンガードの予測はだいたいこの傾向にあります。色々理由はあるみたいですが、米国株は高すぎるのが一因ということです。
米国株が過去10年、その他の地域をアウトパフォーマンスしたのは、投資家が、米国の経済や企業の収益が、海外の同業他社の時価総額平均よりも早く成長すると予想し、実際にそうなったことが要因です。しかし、これがもたらしたバリュエーションの拡大によって、米国株はバンガードのフレームワークが示す公正価格よりも割高になりました。(中略)バンガードのシミュレーションによると、全世界の株式60%、債券40%のポートフォリオ(時価総額加重)で分散投資したポートフォリオは、米国株式のみのポートフォリオに比べて、年平均で+0.6%高いリターンが期待でき、予想リスクは0.4%低くなりました。
たーしかに米国株は高すぎる。ぶっちゃけ今の株価が高いか安いかなんてリアルタイムでは誰にも分からない(例えば最近でもAmazonは株価高い言われてた頃からさらに上昇した記憶ありますよね)とは思いますが、この意見は大方のみなさんは同意されることでしょう。
とはいえ米国という国家の強さやグローバルな企業活動などを考えるとまだまだ向こう数十年は反映していくことも予想できると思います。なのでその辺を考えた場合にはやっぱり米国株を中心としつつウェイトは抑えている全世界株というのは最適解になりうると思うのですな。
マーケットについては個人はこのくらいを考えることがちょうどいいのだろうと思います。ミクロではなくマクロに、短期ではなく長期のトレンドを考え投資活動に反映させる。
そしてそうやって考えたことが適正なリターンをもたらし、今後のFire生活を支えてくれる礎になることでしょう。ということでPFの現金配分を見直しつつ、来年からのNISAは全世界株の方針でいこうかなと思います。
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