もるとです。
今日は少し前に読んで感銘を受けた本のご紹介を。
たぱぞうさんの新著「経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術」。
これがFireを目指す人にはかなり参考になる本だと思う。
まずはWebで書籍の冒頭の部分を読めるのでぜひ読んでみてほしい。
年収400万円の会社員が「40代でセミリタイア」を成功させる"たったひとつのコツ" そこそこ働き、ゆったり暮らす幸せ #POL https://t.co/7b3A4CvIGT
— もると (@maltstockfi35) 2021年7月16日
たぱぞうさんらしい語り口。
とにかく優しくて、聞きやすいのだ。
Fireというと、色々な意見が飛び交う。
「3000万円以上は必要」「田舎に引っ込んで暮らす生活がいいのか」「単なる逃げ」など。
肯定的な意見もあるが、Fireという概念に対して一言いいたい人、そしてすでにFireを達成した人からも辛口な意見が出てくることはよくある。
決してみんながみんな悪気があって言っているわけなく、現実的に起こり得る懸念事項ということも含め話が盛り上がりやすいのだろう。
それでも、時には道に向かって進む人の意気をくじくようなそんな意見も目にする。
しかし、たぱぞうさんは違う。
セミリタイアという一つの山に対し「こんなアプローチもある。」という仕方で選択肢を増やすような語り口だ。
書籍内では1000万円や2000万円での少ない資産でのセミリタイアということに関しても触れられている。
初めてセミリタイアという概念を知ったという人でも、ぐっと身近に感じられる内容ではないかと思う。
今はもう書かれていないと思うのだけど、昔のたぱぞうさんのブログには「米国株で人生の選択肢を増やす」という一言がブログトップにどーんと書かれていた気がする。
この言葉は最近でも色々なメディアで言われているとは思うのだけど、自分はその言葉に感銘を受けて資産運用を始めた口だ。
広瀬さんは「君たちはみな広瀬チルドレンなんだよ」と仰られ、それに異論はないんだけど、それと同じくらい2010年代中期くらいから米国株を始めた人は自分は”たぱぞうチルドレンだ”と思う人も多いのではないんじゃないか(おこがましいですが)。
たぱぞうさんの根底には読者への愛があると思う。
そしてそれは物議をかもしがちなセミリタイアというテーマに対しても一緒だった。
いつものゆったりとしていてそれで力強い一本筋の通った語り口で、セミリタイアへ進むマインドの部分、そして実践的な部分(つまり達成への道筋を)語ってくださっている名著。
たぱぞうさん自身のこれまで実践してこられたこともわかりやすく読みやすくまとめて書いてある。
真似できないことも多いけれど、間違いなく参考にはなる。
セミリタイアを目指していると、資金が思うように増えずため息をつきそうになる瞬間が必ず出てくる。
というか、最近の自分がまさにそう。(笑)
でもそんな中でもこの本を読むと「よし、まだまだ道は長いけどがんばって歩いていこうか。」ととても鼓舞された。
ぜひ、セミリタイアを目指している方々は一度本屋さんで手に取られて読んでみて下さい。
ぼくもセミリタイアが実現できるまで、定期的にじっくり読みかえしていこうと思います。
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