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シンプルな株式インデックス運用が時としてプライベートバンクに勝るとも劣らないと言える理由

時計の無料写真もるとです。
銀行破綻や不動産ローン不履行など、金融業界は最近揺れています。そんな中最近ぼくの中で一番ヒットしたニュースをご紹介します。

news.yahoo.co.jp

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、経営危機に陥り無価値となった金融大手クレディ・スイスの債券約950億円を顧客に販売していたことが14日、明らかになった。販売時にはリスクを含めて説明していたが、対策会議を開いて顧客への対応を始めているという。問題の債券は返済期限を定めない「永久劣後債(AT1債)」で、先月に無価値となった時点で約1550の顧客口座があった。富裕層などの個人が1300口座、法人が250口座だった。クレディのAT1債は、スイスの金融大手UBSに買収されたことで、約160億スイス・フラン(約2・4兆円分)が無価値となった。三菱モルガンの販売分はその4%程度に当たる。AT1債は弁済順位が低く、リスクが平均的な社債より大きい。利回りが高いため、近年の低金利下では投資家に人気だった。自己資本規制を受ける銀行にとっても、株式に近い自己資本として計算できるため、発行する利点があった。

この記事のケースは顧客へ直接の販売と思われますが、富裕層は上げ相場下げ相場どんな時でも利益を出すヘッジファンドプライベートバンクを通し運用しているケースも多いと聞きます。

預け入れる金額も最低数億など桁外れとも言える額の運用になるわけですが、守りつつ増やす、安定的に利益を出す。そういった面から人気を集めている様です。

で、今回のAT1債。顧客が直接買っていた今回の様なケースもあれば、ヘッジファンドでの運用でもけっこうな損失が出ているのではないかと推測されます。

www.bloomberg.co.jp
こういう鉄火場の様な時ほど腕の見せ所ですし、利益を稼ぎ出せる時と機関によっては判断し動いてくるということでしょう。

個人にしろ機関にしろうまく売り抜けていれば問題ありませんが、現実として最終的にAT1債は紙くずに。購入の額にも寄りますが痛手を被った投資家も多いことでしょう。

★★★ ★★★ ★★★
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とはいえインデックス運用にしても一部の債券ファンドでは組み入れられているとは思うのでまったく無関係というわけでもありません。

また相対的に見れば債券は株式より低リスクと思われます。日本人には為替リスクもあり一概に言うのが難しいところではありますが。

ただ、こういった難しい仕組みのものに手を出すのではなく、シンプルに良く分散された株式インデックスファンド+現金というポートフォリオは退屈だけれども資産を守り着実に増やすことに繋がるのだなと個人的には感じました。

もちろん社債をすべて否定するわけではありませんが、パッと見の利回りの良さに釣られて購入するのは絶対にいかんなと。買うにしてもよく調べて吟味を重ねることは必須ですね。

そしてそういうことが面倒、難しいとぼくなら思います。であれば凡事継続、コツコツ積み立て、これでいいのだと。

そういった運用スタイルが、時として派手に動き回り収益を産み出そうとするプロ中のプロのプライベートバンクにも勝ることがあるのかもしれない、と思うんですよね。

★★★ ★★★ ★★★

まぁ今回の事件もプライベートバンクへ運用を一任しているタイプであればそこまで問題は無いのでしょう。富裕層はお金の量も膨大ですから、AT1債が紙くずになったとしてもバンカーが適切に分散していれば全体で見ると影響も軽微なはずです。

一方、記事の様に証券会社を通し直で買っていた様な人はけっこうヤバいのかな。そう思うと大手証券に口座を開いていて営業を受ける中途半端なお金持ち(?)くらいが意外と一番危なかったりするのかもしれません。

保有資産は自分の器に見合ったくらいの量がちょうど良いということなのでしょう。それにつけても金の欲しさよ

 

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