もるとです。
セミリタイアやFireを目指す諸兄においては自由な働き方ができるフードデリバリーに興味があるという方も多いのではないでしょうか。そんな方向けに、フーデリ歴4年（自転車3年、バイク1年未満、一万件以上配達）のぼくがフーデリで稼ぐための「これだ」と思うポイントをお伝えします。
それはただ一つ。
「人が働きたくない時に働く」
ただこれだけです。
「なんやそれ普通やないかｗ」と思われると思いますが、シンプルにして最大の要因はやはりこれだと思います。
具体的には「天候が悪い時に働く」というただこれだけ。ただ意外とこれができていない配達員も多いものです。
そもそも普通にフーデリをするとどのくらい稼げるのかと言いますと・・稼働エリアにも寄りますが、自転車なら恐らく1,500円前後。バイクなら1,800円前後程度。
地方都市でもこれくらいは年平均で稼げることでしょう。
ただしこれを実現するためには悪天候時の稼働が欠かせません。逆にそこを取れないとこの時給は恐らく200～300円はダウンすると思われます。
理由はシンプルで雨の日は時給3,000円～4,000を稼げることも珍しくないからです。最低ラインでも自転車で2,000円以上、バイクなら2,500円以上は堅いと思われます。
また雨の日には劣りますが、猛暑や寒波の時もそれに準ずるくらい稼ぐことができます。つまりこれらの日にどれくらい戦地へ赴けるかで年間の稼ぎが相当変わってくるわけです。
★★★ ★★★ ★★★
ただそんなことはほとんどの配達員が分かっています。それでも悪天候の日には配達員は減ります。
理由は何か、単純に「出るのが億劫だから」です。
ではなぜ出るのがおっくうになるのか？それは「稼働すると不快な思いをするから」に他なりません。
雨の日はぐしょ濡れになる、猛暑の時は体力を根こそぎ奪われる・・。しかしそこに稼げる泉はある・・。
そう、つまりこれを解決するには・・・。
解決するには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
装備へ投資する！
そう！実はこれこそがフーデリの真の肝なのです。
例えばこんなことです。
●雨の日なら・・
・良い雨具を導入する（高防水性/透湿に優れたカッパ、長靴）
・気合いで家を出る
・体力的に厳しいならバイクや車稼働を検討する
・首にタオルを巻き水がウェアに侵入するのを防ぐ等細かな対策もする
●猛暑なら・・
・冷感素材ウェアを導入する
・気合いで家を出る
・体力的に厳しいならバイクや車稼働を検討する
そう、最終的に大切なのは「自分の不快さを極限まで解消する」ことと「気合いで家を出ること」。この二つが大切なことなのであります。
正直フーデリはならない日に我慢して稼働しても無駄足に終わることが多く、立ち回り（受けるオーダーの選別）を間違えると取れていたはずの報酬を簡単にロスしてしまいます。
しかし悪天候の日ならオーダーは腐るほどあるので、好条件の仕事が選び放題で頭も使いません。圧倒的な需要過多、普通の日に稼働するのと比較すると約二倍の効率で働くことができます。
また、とにかくまずは家を出ること。最初の一件さえ出てしまえばあとは気分も自然と乗ってくるものです。
そして極めつけのポイントですが、その悪天候のタイミングで長時間働くことができればもうベストです。ここについては圧倒的に車稼働に軍配、バイクもそこそこ疲れますから。
★★★ ★★★ ★★★
ただ悪天候の時は本当に安全だけは気を付けるべきです。簡単にスリップもしますし、ちょっとしたことが事故やケガに繋がるという意識だけはびんびん張り巡らしておきたいところです。
そういう意味で軽貨物での稼働というのは注目されつつあります。雨の日でも比較的安全に運ぶことができ、自転車バイクと比較すると快適性も保たれます。
最近知り合いが原付から軽貨物に車両チェンジしましたが、感想を聞いた時に「まるで違う仕事」と言っていたのは印象的でしたね。
ということで最後にもう一度ポイントをおさらい。
・雨具や車両（バイク/車）、快適に稼働できる装備に投資する
・おっくうな気持ちを乗り越える、気合いで家を出る
・悪天候×長時間稼働で稼ぐ効率を最大化する
昨夜土砂降りの中で稼働し3時間で一万円稼ぎながら考えたことでした。街を走り回って稼げるフーデリは本当に良い仕事です。
セミリタイアを達成できた暁にもこの仕事は大活躍することでしょう。これからも無理はせず、最大限に効率化をして稼いでいきたいですね。
人生の自由に使える時間を増やしていきたいと思います。
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