もるとです。
以前この記事で書いた通りデリバリーの仕事で自転車のスピードの出し過ぎでアカウント停止に追い込まれたという事件がありました。これを受け早急に対処をせねばということでバイクを一週間前から探し出します。今日はその過程のお話です。
↓ 目次 ↓
そもそものバイクのメリットデメリット
実はこれまでもバイク自体は検討したことがありました。デリバリーでは自転車よりバイクの方が稼げるというのは半ば定説の様になっているからです。有名な月収100万の人もバイクに乗っています。
バイクに乗るメリットは「速さ」もありますが、それ以上に疲労が少ないということがあると思います。夏場の自転車稼働は地獄です。体力の消耗が著しく、疲れがたまって稼働を続けることが厳しくなります。バイクならそれがありません。
さらに自転車では配達が厳しい地域である坂が多い地域への配達がでいる様になります。つまり受けられるオーダーが増えて遊んでいる時間がほぼなくなり収入増につながることが期待できます。気候のいい閑散期にも収入が見込めるのは大きなメリットです。
しかしそれ以上にデメリットもあります。一番は何よりも危険性。街中は車が多く、福岡は交通マナーもよくありません。乗車の機会が増えるほど事故率は高まります。
また、バイクの場合は車両代やランニングコストも大きいです。交通違反・駐禁での罰金というリスクも増えます。これらを勘案すると専業になるならともかく、副業の範囲であれば自転車(もしくは電動自転車)でOKと考えており、この考え自体は変わっていません。
今回のアカウント停止事件が無ければ恐らく検討はしなかったと思います。ただ、アカウントは大切にしていきたいこと、そもそもこの二年で夏場の自転車稼働地獄は身に染みていたこともあり、バイクに乗るという決断を下しました。
カブを検討する
ということで、バイクを探していきます。あまりお金をかけたくないので中古でということで中古車サイトやヤフオクを使って探し出しましたが、なかなか高い。走行距離にもよりますが、新車の半値がいいところです。コロナの影響で新車が無く中古車相場が上昇しているのはバイクも同様でした。
知り合いに整備士にピックアップしたものを見せると「恐ろしく高いなw」ということを三倍くらいのトーンで言われ(笑)、中古バイクのトラブルなども聞いた結果、新車を検討することに。
www.honda.co.jpスーパーカブ110の新車価格は302,500円。お店にも寄りますが、保険等も入れた乗り出し価格は約35万超になります。正直これはかなり厳しい。
カブのメリットは燃費がいいこと、頑丈でシンプルな作りのため整備費用が比較的かからないこと、リセールバリューもそれなりにあること。そう考えると妥当な金額なのかもしれませんが35万ねぇ・・と二の足を踏んでいました。
知り合いのお店にカブの入荷状況を聞いてみる
気を取り直してとりあえず情報収集をばと知り合いのバイク店に新車でカブが入荷できるかを確認します。すると「ホンダにオーダーはできるけどいつ入るか目途はまったくつかない、回答もない状況。」とのこと。ぼくも製造業で働いていて、調達がメーカーから回答を貰えない日々を過ごしているため状況はよくわかります。
・・・だけどもそれだとまずいんだよなぁ。と口をもごもごしているとこんな一声が。「展示の新車が数台あるけどそこから検討してみたら」。
スクーターを検討する
実は展示の新車自体の存在は知っていました。ネットでそのお店の在庫自体は見れたのでとりあえずチェックだけは入れており、「スクーターならあるのねぇ」と思ってはいいたのです。が、最初はカブで検討していたこともあり候補から外していました。
ただ状況を聞くにカブは値段が高く、納期もかなりかかることがわかったためここで方針を少し変更。スクーターの検討を開始することにしました。
そもそもなぜスクーターを敬遠していたかというと、燃費がいまいち、カブに比べると車体トラブルも多そう、ランニングコストもカブよりかかりそうというイメージが先行していたためです。そのため実際そうなのかを調べるところからスタート。
調べたところ、燃費に関しては車種にもよりますが低燃費なものもあることがわかりました。カブは実測で60km/Lくらいですが、スクーターも50km/Lのものはあるとのこと。
乗り出し価格の差額は約10万ほどあることを考えると燃費に関しては許容範囲内です。
ランニングコストは?
車体トラブルについては確かにカブの方が頑丈でそこは劣る様です。しかし50ccのスクーターと原付二種のスクーターはエンジンの造りが異なることがわかりました。50ccスクーターはエンジンが水冷方式が基本。比較し原付二種スクーターは空冷方式です。
スクーターは壊れるとしたらエンジン周りが多いらしく、水冷エンジンは空冷に比べ複雑な造りのためメンテナンス費用も掛かるという情報を聞きました。逆に言えば空冷エンジンなら比較的シンプルな造りであるため壊れにくい。すなわちランニングコストの抑えが効くことになります。
またチェーンやブレーキパッド、オイルやプラグ交換などはそこまでカブと費用面では差がでないことがわかりました。この辺りの日常整備をきっちりやっておけば10万kmもいけないことはなさそうという情報もネットでキャッチ。
さらに宅配の様なストップ&ゴーの走り方はミッションよりオートマの方が負担が軽減される、などを聞き次第に「スクーターも悪くないな」と思うようになりました。
実際にかかる費用を見積もる
バイクの購入を前向きに検討すると並行して自転車稼働と比較してどのくらいコストがかかるのかも検討。ざっくり車体費用・メンテナンス費・ヘルメットなどのグッズ類・ガソリン代・定期メンテナンス費などを算出した結果、二年間で30,000~40,000kmの走行で年間15~20万円の費用負担と見積りました。
デリバリーは各社の報酬体系にもよりますが、自転車と比較しバイクは報酬が上乗せされる傾向があります。同じ距離を走った場合、自転車と比較し15円ほど上乗せされるなら配達回数が増えていけば見合う投資になると判断しました。
「よし、バイク買うぞ」とここで決意。知り合いのお店に「スクーター買うならこれだ。」と伝えていたので取り置きの連絡を入れました。
と、ここでまさかの事態が勃発。長くなったのでまた後日に続きます。
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