もるとです。
一度は撤回された金融課税案。
ここに来て、総理は本格的に取り組む様にした模様です。
ほんとにアホなのか…。
★★★ ★★★ ★★★
政府・与党が岸田文雄首相の掲げる所得再分配に向け、来年以降に金融所得課税の強化を本格的に議論する方向で調整に入ったことが16日、分かった。年末に決定する来年度税制改正大綱で、重要テーマとして議論を継続する「検討事項」に明記する。金融課税の強化には異論が根強いが、格差是正を目指す岸田政権の重点課題に位置付ける。
前回この案を引っ込めた時に、「さすがにこれで当分は無いだろう」とたかをくくっていとのですが。
甘かったですね。
舌の根が乾かぬ内にとはまさにこのこと。
実際どういう仕方で課税となるかは不明ですが、こういう話が出てくるだけで嫌な気分になりますね。
国への不信感も募る。
「NISAに課税」なんてことを言う政治家が普通にいる国ですから、何が起こっても不思議ではない気がします。
そしてこういう増税案、お金持ちを狙い撃ちにしているかの様に見えて実際はどうなのかというところもあります。
というのは(本物の)資産家が得る資産からの収入は、その人自身の生活費を普通に上回る、それどころかまだまだ余剰すらあると思うからです。
生活費として月に50万使っていたとしても、資産家はそれ以上のキャピタル(インカム)ゲインを得る。
一方庶民はわずかな金額を投資し、やっとの思いで得られたリターンを税金で召し上げられる。
そもそも資産自体のパイも大きくなっていないため資産形成は思ったように進まない。
結果格差はますます広がる・・と。
まぁ稼ぎがバグっている、というか政治家達は色々な名目で税金から収入を得られるわけですからこんなことに思いも浮かばないのかもしれません。
それにしてもやりきれない思いですが。
★★★ ★★★ ★★★
税率を上げるとして、代案として非課税枠を増やすとかならいいんですがね。
例えばつみたてNISAを月8万上限として年間96万にするとか。
年100万近く積み立ててそのリターンが非課税なら、ほとんどの人の資産形成は問題なく進むと思います。
このくらいの代案は準備してほしいものです。
または分離課税は廃止して総合課税のみ、そして累進課税とね。
一律で増税なんて子どもでも考えられそうな案を振りかざすのは政治家の仕事ではないですな。
まぁ基本的に自分が考えていることは「これ以上自分からお金を取ってくれるな。」。
シンプルに言えばこれだけですよ。
自己中心的ではあります。
しかし豊かになろうとして始めた株式投資が、こんな形で邪魔を入れられるのは無念すぎる。
今は悪い方向にならないことを願うのみですが、もし悪政がはびこっていくのであればちゃんと世論として叫びを届けねばなりませんね。
岸田さんには今一度考えなおして頂きたいものです。
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