もるとです。
先日から世間をにぎわせている給付金詐欺のニュース。ここにきて止まらなくなってきました。
news.yahoo.co.jpnews.yahoo.co.jp
↓ 目次 ↓
暗躍する悪者たち
全国の警察による摘発も相次いでいる。
昨年3月、衆院議員事務所元スタッフの男ら4人が給付金100万円を詐取した疑いで愛知県警に逮捕された。セミナーを開いて「私ども自民党としましては、みなさんが持っていない情報を持っている」などと話し、不正受給を持ちかけていたとされる。
大阪国税局OBで元税理士の男も、身分を個人事業主と偽るなどして同じく4500万円を詐取したとして今年1月に有罪判決を受けた。
キャリア官僚の関与が明るみに出たことも。経済産業省の元官僚2人はペーパーカンパニー2社の売り上げを偽造し、持続化給付金など計約1550万円を詐取したとして昨年12月に東京地裁で有罪判決を受けた。
それぞれ額は違うものの不正受給した額は多い事件で数億にも上ります。もう無茶苦茶ですね。
東京国税局の署員に関しては7人という組織的な犯行に及んだうえそのお金を投資の原資にしたとか。おまけに投資（投機）先は仮想通貨となかなかぶっ飛んでいる集団です。まさかLUNAには突っ込んでなかっただろうな・・。
混乱に乗じて金を奪い取る姿は卑劣そのもの
コロナ禍という世界を揺るがす危機において必死に新しい生活に対応していこうともがく人々のなか、悪人達の悪知恵を働かせ血税を奪い取るというその姿勢にはあきれます。
お金に色は付いていないわけですが、あぶく銭のような形で金を入手すると大胆な使い方をするものなんでしょうかね。ロンダリングが必要ということで賭場や市場を通すということはあるのかもしれませんが。いずれにせよコツコツと運用するのとは対照的なと感じます。
ルールの範囲内で努力し生活を向上させようと必死に頑張っている人もいる一方、他人のお金をアウトなやり方で奪おうとする人もいる。切羽詰まったりのっぴきならないお金が必要な事情もあるのかもしれませんが、悪に手を染める人はどうしてその道に至ってしまったのでしょうかね。
努力し得たお金が着実に増えていくというのは必然なのかも
詐欺というやり方でごく短期で得たお金は増やそうと思っても大変です。ちんたら増やしていたらその間にお縄になってしまう可能性があると。悪事を働く際で使う経費もあるでしょうから、目減りした資金だけで悠々というには心もとない。
いや、冷静になれば貧乏セミリタイアくらいならできる資金を手に入れていたとしても冷静な判断なんてできないのと大金を目にした以上はこれで充分とは思えない。さらに増やすしかないでも短期で、となれば仮想通貨やレバナスなど過剰なリスクを取るしかないのでしょう。
普段からマーケットにいる人ならこの流れで投資すると十中八九損すると感じるのではないでしょうか。運用に慣れていない人がやると典型的な負けパターンだと思います。
人にもよりますが、真面目に稼いだお金なら多分こんなことはしないんでしょう。調べて恐る恐るやって、小さく失敗してまた調べてその内得心する投資にたどり着きそれを継続していく。そんな流れになるのかなと思います。そういう意味では詐欺で得たお金なんてのは多額だとしても死に金にしかならない運命なのかもしれません。
悪いことはできないものだ
なによりそんなことして稼いだところで気持ちよく生きていくことができないです。詐欺して金持ちになるくらいなら、地べたを這いずり回って飯を配って得たお金で飯を食った方が心地よく生きられるというものであります。
それにしても捕まえてくれた当局には感謝なのですが、なんだかなぁという気分になりますねこの手のニュースは。モラルとか自分も偉そうなことを言える人間ではありませんが、人間として大事なことは忘れないようにしたいものです。
ブログ村やってます
ぜひポチッとしてもらえると嬉しいです＾＾
