もるとです。
SEC(米証券取引委員会)が何度も却下してきた、ビットコインETF。
しかしついに申請は承認され、19日からティッカー「BITO」としてトレードが開始されました。
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米国初となる暗号資産(仮想通貨)ビットコインに連動した上場投資信託(ETF)、「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF」が19日に取引を開始した。暗号資産業界にとって重大な転換点となる。(中略)仮想通貨に重点を置いた資本市場プラットフォームを手掛けるFRNTファイナンシャルの共同創業者、ステファン・ウーレット最高経営責任者(CEO)はBITOの取引について、「市場参加者との話から考えると、順調な滑り出しになるとの見方が強まっていたことに関係すると思う」と指摘。「個人投資家がビットコインに参加する上で既にある手段を考えても、米国上場のETFは例えニッチであってもある程度の潜在需要を満たすことは明らかだ」と付け加えた。
暗号資産業界やウォール街の投資家の間では、ビットコインETFが規制当局に承認されれば、デジタル通貨がより主流の投資家に浸透する道が開かれるとして何年にもわたり期待が高まっていた。BITOはビットコイン先物に基づくETFで、投資信託の規定の下で申請された。米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は同規定について、「投資家を大きく保護するもの」だと説明している。
初日のチャートはこんな感じになっています。
取引開始直後は下落するシーンもあったようですが、最後は高値で引けたようです。
ちなみにビットコイン自体のチャートはこんな感じで推移しました。
引き続きの高値圏ですね。
数年前に50万以下であったビットコインも今では700万超。
すさまじい金額となっています。
★★★ ★★★ ★★★
ぼく自身の仮想通貨への投資履歴はこんな感じです。
2017年:出川組として5万円という少額でビットコイン・リップル・モナコインを買う
2018年:コインチェック事件後から塩漬けを開始
2020年:値が戻ったところで微益撤退
現在:未保有
2017年、最初に話題になり始めた頃は胡散臭いセミナーなどにも顔を出しつつ、ただ投資する勇気はなくという感じで仮想通貨を見ていました。
ただ次第に盛り上がる環境を見て、「少しだけやってみるか。」とビットバンクの口座を開設。
5万円だけという金額に縛りを設け、12月頃からビットコインを買い始めます。
しかしそのわずか一ヶ月後にコインチェック事件が起こりビットコインは暴落。
その暴落の最中も買っていましたが、最終的に元金の5万円は3万円くらいになりました。
そこからは口座アプリ自体は入れていたもののチェックすらせずひたすら放置していました。
今思えば一つ勉強になったいい経験だったと思います。
そこから仮想通貨への投資スタンスは、新技術ということで興味はあるものの肯定でも否定でも無いという感じでした。
メインの投資先になることはないが、ポートフォリオの多様性を持たせるために3~5%程度は組み入れても良いかなと思う程度。
金額にすると50万~80万くらいの保有です。
しかし、そうは思ったものの実際に買うことは結局ありませんでした。
「今はセミリタイアを目指して確実に資産形成を進めたい時期。ポートフォリオはなるべく自分が信じられるメンツで固めたい。」というのが正直な気持ちだったからです。
まぁ何が正しい投資先かというのは後になって振り返ってみないとわからないものですが。
それらを勘案し、2020年に仮想通貨価格が上昇した際に少額でしたが保有していた分はすべて処分となりました。
そこからポートフォリオは基本的に米国株を中心とした指数インデックスと現金での構成となり今もそれは続いています。
しかしこうやって振り返ってみるとあの2017年の熱狂の日々が懐かしいですね。
米国株ブログの中でもポートフォリオを次第に仮想通貨に全振りしていった方がいたのを思い出します。
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しかし、そんな仮想通貨もついにETFという金融商品として市場取引ができるようになりました。
選択肢が一つ増えた、というのは投資家にとってはとても歓迎すべきことだと思います。
まだ投資することはないかもしれませんが、その内ある程度目標とする資産ができた時は少しだけ保有したいと思うかもしれません。
送金の利便性、低コストなど仮想通貨には大きな魅力が秘められていると思います。
未来はこのテクノロジーを使ってさらに便利に決済することが標準となる時代が恐らく来るのでしょう。
その時を楽しみにしつつ、引き続き仮想通貨自体の動向にも目を配っていきたいと思います。
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