もるとです。
楽天グループのお荷物となりつつあるモバイル事業。三木谷社長の報酬減、株主からの追及など迷走ここに極まれり感があります。
そんな中に爆誕した「裏金」事件。もうカオスです。
<ダイジョブ。裏金でぜーんぶ処理するから>
2020年11月、妻から高級ブランド「ルイ・ヴィトン」への支払いについて相談された楽天モバイルの元物流管理部長、佐藤友紀被告(46)(詐欺罪で起訴)は、そう応じた。
21年3月には、妻にこう豪語している。
<我々はルイ・ヴィトンジャパンで5本の指に入る客みたいよ>
いずれもSNSのやりとりで、佐藤被告の指示で水増し請求したとされる物流会社「日本ロジステック」(東京)に対し、楽天モバイルが損害賠償請求権があることを裁判所に申し立てた際の提出資料に記載されていた。
夫妻は高級車も次々と購入しており、同11月にはこんなやりとりもあった。
<レクサスオーダーしました>(佐藤被告)
<凄(すご)いな。私。フェラーリもあるのに>(妻)
<ポルシェもあるで>(佐藤被告)
楽天モバイルは資料の中で「あきれるとしか表現のしようがない常軌を逸した散財ぶりである」と指摘している。
楽天モバイルの資料でのコメントが笑うww
常軌を逸した散財ぶりですか。確かにここまで使えるのもすごいですね、普通の人ならビビッて使えないかもと思います。
一介のサラリーマンが購入できる範囲を大きく逸脱しているのは誰の目にも明らかだったでしょう。本人の神経の図太さ、いや厚顔無恥というべきか分かりませんが久しぶりに豪快な話を聞いたなと思いました。
★★★ ★★★ ★★★
同時にこういう話を聞くと、資産形成を志した初期に読んだこの本の一説を思い出します。
サラリーマンが金持ちになる3つめの方法は、かつては日本でも広く行なわれていました。それは、仕事を発注した業者からキックバックを受け取ることです。芸能界では、仕事をもらったプロダクションは、テレビ局などの発注担当者に現金で謝礼を払うことが慣習化していました。5000万円の仕事を発注すれば、5%のキックバックで250万円が懐に転がり込んできます。キックバックが慣例となっている業界は、建設業から広告・メディア業界まで多岐にわたります。大手企業は、社員が取引業者からキックバックを受け取っていることがわかっても、体面を考えて表沙汰にはしませんでした。最悪、依願退職になっても、退職金は満額もらえます。たいていは、社長を含め経営陣にも身に覚えがあり、そのうえ大きな発注権限を持つ社員は仕事もできるので、見て見ぬ振りをするほかなかったのです。このような業界では、違法行為を承知で業者からキックバックをもらうのが経済合理的な行動でした。しかしその後、日本でもコンプライアンス(法令遵守)が徹底されるようになり、一部のグレイな業界を除けばこうした悪しき慣習はほぼ消滅しました。とはいえ、中国や東南アジア、アフリカ、中南米など世界の多くの国では、汚職や賄賂はいまだにもっとも確実な「金持ちへの近道」です。
「はー…昔はこんなんやったんか、ええなー…。」と当時は思っていましたが、この令和の時代でもまだまだやっている人はやっているということが明るみに出てしまった形になりました。
とはいえ、こんなやり方をして豪遊したり資産を築いて嬉しいか?と問われるとぼくは自分の性格上喜べないだろうなと思います。
お金を遣うその瞬間は楽しかったりするのかもしれませんが、いつもすっきりしない感覚でいることでしょう。夜に罪悪感に苛まれて眠れなくなる可能性が高いです。
小心者ですw
だからこういったことは小さなことでもしないに限ると思っています。誰が見ていなくても結局は自分が見ているし自分にだけは嘘は付けませんからね…。
この社員は人生の楽しみを過剰なほど前借りしてしまったために、大きな代償をこれから払うことになるのでしょう。良い教訓としつつ、これからも正々堂々と蓄財していこうと思います。
★★★ ★★★ ★★★
気になるのは楽天モバイル。2022年は4000億円の赤字と、楽天グループの利益をひたすら吹っ飛ばす事態ですが今後はどうなるのでしょうか。
三木谷氏も2023年は黒字化へと意気込む中での今回の報道は大きく企業イメージを棄損したと思います。
ぼく自身は通話のかけ放題や月に20GBほどの利用、たまの海外でのローミング利用や楽天ポイントでの料金支払いと恩恵を受けている面が多数なので助かっている面が強いです。たまに通信がよろしくない時もありますがそれは御愛嬌。
逆風に負けず頑張って頂きたいところです。
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