もるとです。
昨夜、楽天証券・楽天銀行から衝撃的なニュースが発表されました。
これまでは毎月の投信保有残高に対して楽天ポイントがもらえていました。
それが今後は「月末時点の資産残高がはじめて〇〇万円に到達した場合××ポイント」という風に変わります。
これは阿鼻叫喚の大改悪です。
★★★ ★★★ ★★★
ちなみに楽天銀行の方もマネーブリッジの改悪を発表しています。
こちらに関してはこれまで残高に対し0.1%の金利適用が300万円を超える部分には0.04%しか付かなくなるというものです。
これは個人的にはそこまで影響は今のところ無いように思えます。
問題は最初に出てきた楽天証券のポイント制度改悪ですね。
正直これは1円でも多く積み上げたい今の自分にとっては痛い内容です。
せめてもう少し良い時を甘受させて頂きたかった。。
しかし、楽天もそろそろばらまきは終わりの時期に来ているということなのでしょう。
種まきの期間は終わり収益を得る方向へ舵を切り始めたということで、顧客としては痛いですが経営としては正しい判断なのかもしれません。
こうなるとクレカ積立のポイント付与も無くなるのは時間の問題かと思えますね。
★★★ ★★★ ★★★
と、「あーあ。」と思っているとスマホを眺めているとこんなニュースを目にしました。
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、2021年12月29日(水)に、当社が厳選したアクティブファンドで長期的な資産形成を応援する「SBIプレミアムチョイス」を開始します。また、2022年1月からは、投資信託の移管時にお客さまが他社に支払った手数料を当社が全額負担する「投信お引越しプログラム」を開始しますので、お知らせします。(中略)さらに、これまで以上に多くのお客さまに「SBIプレミアムチョイス」や「投信マイレージサービス」を活用いただくため、これまで期間限定で複数回実施してきた投資信託の移管入庫にかかる手数料を当社が負担するキャンペーンを2022年1月から恒久化し、「投信お引越しプログラム」としてサービスを提供します。
・・・SBI、ここぞとばかりに攻め込んできましたね。
北尾さん、やること早すぎてビビったw
昨年、「投信お引越しプログラム」を活用しtsumiki証券からSBIへ投信を移管しました。
移管自体は簡単だったのですが、まさかこのプログラムを今後恒久化するとは。
これはかなりの残高移動が起こるのではないでしょうか。
ほとんどの人は貰えるポイントなんて気にしていないのでは、一部の株クラだけなのではと考える人がいるかもしれません。
しかし、この株クラ勢の動きは少数派と侮れないものがあります。
昨年、auカブコム証券でこんなキャンペーンがありました。
KDDIとauカブコム証券、Pontaポイントで投資信託買付が可能な「ポイント投資」を提供開始|プレスリリース|企業・開示情報|株のことならネット証券会社【auカブコム】
取引対象期間中にポイントを利用した投資信託買付の取引額に応じてPontaポイントを最大15,000Pontaポイントプレゼントします。(中略)
<対象のお客さま>
(2)2019年10月1日~2020年9月25日の間に投資信託のお取引(買付約定(含、積立)及び売却約定)をしていない既存のお客さま、かつ2020年9月25日時点(約定日基準)で投資信託を保有されていないお客さま
さて、このキャンペーンの餌食になったかは不明ですがなかなか興味深い動きをしたファンドがあります。
こちらです。
なんのファンドかわかるでしょうか。
答えは「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」です。
このファンドは日本国債のファンドなので基本的にリスクが低いと言えるリスク資産のファンドですね。
チャートを見てみると2020年ごろの12月に急激に残高が増え、その後一気に減っているのがわかります。
上記キャンペーンの取引対象期間は2020年9月28日~2020年12月30日でした。
あくまで因果関係はわかりませんがそれなりに影響はあったのではとも考えられますね。
今回の楽天の改悪、SBIの施策でどうなるのかはちょっと注目かなと思います。
★★★ ★★★ ★★★
ただし、今回は上記キャンペーンと違い今回は移管という少々めんどくさい手続きがあります。
果たしてそこまでして数ポイントを取りにいくかと言われると微妙な方も多いことでしょう。
さらにある程度資産形成が終わっているという方にとっては、月々の微々たるポイントなど取るに足りないものとも考えられます。
さらにSBIも恐らく今後は同じようにポイント還元策を縮小するのではというのも予想できますね。
しかしとりあえずぼくは移管を検討しようと思います。
冒頭で述べた通り、今は1円でも多く積みあげていきたい時です。
たかだかちょっとのポイントかもしれませんが、少しでも意味があることなら手が空いているときなどにやっていこうと思っています。
ポイント施策もどうなるかはわかりません。
あっさりと終わるかもしれないし、意外ともう少し続くかもしれない。
あるいはもっといいサービスが出てくるかもしれない。
詰まるところ、よっぽど割にあわないと思わない限り少々の手間はとってでもやっていこうという考えです。
なんでもそれがセミリタイヤ・Fireに繋がるならやってみる。
そうやってやり抜いた末には、きっと良い結果が待っている気がします。
今日は今年の昼の仕事の納め日でした。
定時後に会社を出たあの瞬間の開放感、たまりませんでした。
早いとこ抜け出したいなと思いつつ、今は明日からの連休を思い描き幸福感にひたろうと思います。
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