もるとです。
タイトルの通りなのですが実は少し前にバイクで事故を起こしていました。やっとこさ諸々の後処理が終わったので記事にします。
※詳細はぼかしています
今から数ヶ月前、よく晴れた日のことでした。いつも通りバイクを走らせており目的地に向かっていた時のこと。近道すべく一方通行の道を抜けようと手前で降車しエンジンをオフ。
バイクは押し歩きの際は歩行者扱いをされるため、一通の道も良いルートになります。時間の節約のため押し歩きをして目的地まで抜けようと目論みました。
しかしいざ道に入るとなんと側道に塗装工事と思われる足場が張り出しています。「おぉっと…!幅が狭くて通れないじゃないか。」と思い右往左往していました。
そこに信号待ちをしていた車が発進、正面から来たのです。避けようとしましたがバイクの側面にズドンと軽くですがぶつけられるという悲劇が起こってしまいました。
★★★ ★★★ ★★★
その場で警察に連絡、事故処理。ありがたいことにバイクに当たっただけで体にけがなどはありませんでした。
相手方の車の車高が高く、当たったのはバイクの腰下部分で車体には傷が付かず。見た目には部品のカバー類の破損のみで済み、その後自走できたのは救いでしたね。
ただここからが面倒でした。後日、懇意にしているバイク屋に持ち込み状態を把握、それと並行して保険会社を通して相手との話し合い。
相手も保険に加入しておりとりあえずは安心していましたが、最初はなぜか責任比率を半々にと言ってきました。
「なんじゃそりゃ!」とキレかけました。が、保険会社の担当の方が大変頼もしく、ぼく以上に怒ってくださり大反撃。
その後多少のすったもんだはあった様ですが最終的には9:0というちょっと不思議な感じで決着となりました。時間的にはここまで約一ヶ月ほど要しました。
さらにそれと並行しながらバイク屋さんと保険屋さんでバイクの損害の見積なども行われました。これが意外と時間がかかり一ヶ月半ほどは要したと思います。
バイク屋さんは「ここも壊れている。」と主張し、保険屋さんは「それは今回の事故には含まれない。」と自社で見積をしながら言ってくるというラリーだった様です。
で、見積や過失割合の決定、さらに相手方の事務処理でもろもろ二ヶ月強。さらに部品の取り寄せに三週間強ほどかかり最終的に三ヶ月以上の時間を要し、やっと先日すべてが終わりました。
「あー長かったなぁ。」とホッとしているところです。
★★★ ★★★ ★★★
今回の事故は色々と運が良かったこともありましたが、さらに学ぶことも多かったです。
ざっと羅列するとこんな感じ。
✅過失割合によってはこちらが悪くなくても手出しが発生することがある
✅ドラレコが無いと過失割合の確定は困難になる
✅休業損害は相当でかい
例えば、今回は過失割合は9:0でしたが、これが仮に9:1だったとします。で、相手方の修理費が30万、こちらが10万だったとします。
するとこちらは相手に3万の支払いが発生、そして相手方からはこちらの修理費10万の9割で9万の支払いが発生。
すると貰えるのは差し引きで9万-3万=6万円。修理費用が10万円かかるため4万円は手出しになってしまいます。
圧倒的に相手に過失があった場合でも自分の車両の損害については過失割合によっては手出しになるというのはお恥ずかしい話ですが初めて知りました。(支払われた金額内でのみうまくやりくりして整備するなどやりようはあるようですが。)
あとはドラレコ。今回はどちらも無かったため状況の証拠についてはけっこう食い違いが出ました。これにも少々歯がゆい思いをしましたね。
さらに恐ろしいのは休業の事態。今回は解決までに約三ヶ月の期間を要したわけですが、この間もしバイクが動かせなくてまるまる休業ということになると約数十万の収入が得られなかったことになります。
途中調べましたが休業補償を申し出るうんぬんはけっこう面倒なようです。バイクが走れなくなるまで壊れなかったのはほんと助かったなという感じでした。
★★★ ★★★ ★★★
色々学びが多い経験になりました。でも最大の幸運はけがが無かったこと、そして配達中で無かったことですね。
修理費用についても手出しは極力抑えることができましたのでダメージはほぼ0。これは懇意のバイク屋さんに感謝でした。
バイクの事故は人生に直結する大ごとになり得ます。気を付けていても事故を起こしてしまうことはありますが、今後もより注意深く運転していこうと思います。
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