もるとです。
営業マンにとって働くモチベーションとなるもの「インセンティブ」。特に非正規雇用で働く薄給民にとって、インセンティブがある職場というのは頑張れば報われるというありがたい制度です。が、現在の職場でインセンティブを巡り悲しい事例に直面しました。
その事例は仕事がさばける派遣のおいちゃん(以後Aさん)に降りかかりました。
今週の某日の朝。ぼくの社給携帯に一本の着信、誰だと思ってみてみるとそのAさんから。
「Aさんは今日は休みだけどな・・」と思いつつ着信に出ると開口一番「昨年までのインセンティブのやつ見てくれない?」と微妙に怒った口調で告げられます。
自分の要件で電話してきたんだからまずは挨拶くらいしろよwと半ば呆れつつ、インセンティブの結果を確認。数字を伝えます。
すると「だよね、そうだよね。」と。事情を聴いてみると、今日振り込まれていた冬のインセンティブが一ヶ月分だけ振り込まれていないということみたいです。
要件を満たして満足したのか、「あ~わかった、会社に確認してみる。じゃね。」と言われまたもやお礼もなく突然の終話。
「・・・やれやれ。」と朝からげんなり。いきなり電話してきて自分の負の気持ちのままをこちらにぶつけてくるなよ・・と思いつつしばし忘れておりました。
★★★ ★★★ ★★★
そして本日の朝、久しぶりにAさんと顔を合わせます。するとまた挨拶もそこそこに「例の件、わかったよ。」と一言。
「(解決したんやな、良かった。)」と内心思ったのですがAさんはこう一言。
「該当月が休みが多くてインセンティブが入らないということやった。」「ふざけてるよ」と。
それから軽く10分ほどぼくを含め周りの人は怒りの収まらないAさんの話にお付き合いすることになりました。Aさんは辞めて同業他社に行こうかと非常にお怒りでしばらく沸騰は収まることはありませんでした。
★★★ ★★★ ★★★
まぁAさんのお怒りはごもっともなことです。
Aさんの該当月の休みが多くなった理由として、①私的な用事での元からの有休②コロナにかかったことでの出勤停止③明らかに現場に客がいないタイミングがありそこでの出勤停止、以上が重なったということがありました。
通常出勤と比較し6~7割程度(推定)しか出勤していないため、確かにそういう実績はあったわけです。
しかしですよ。少ない出勤ながらも現場で売上を上げているとしたらそれめちゃコスパいいですやんという話だと思うのですが。
月給制ならまだしもAさんは時給なので確実に派遣会社の手出しは減っているわけです。まぁもし出勤しない場合は派遣先へペナルティを支払うとかそういった契約があれば話は別ですが恐らくそれはないと思われます。
しかも休んだ理由はそれなりの不可抗力。有休は労働者の権利、コロナは出勤停止、最後は派遣先からの要請で休みとなったわけです。
にも拘わらずインセンティブを一方的に支払わなかった派遣会社のやり方はあまりにも横暴に思えます。Aさんが怒り狂うのもごもっともです。
★★★ ★★★ ★★★
しかし、これが起きてしまうのが雇われているという働き方なのだなと。
納得いかないことでも決まってしまえば飲み込まざるを得ない。嫌なら辞めるしかない。
正直このAさんは面倒な人というイメージが強くあまり得意ではないのですが、今回の話はさすがにひどいなと思わず同情してしまいました。
「こうやって生殺与奪を握られているんだな」と。明日は我が身、改めて会社勤めはクソだと実感しましたね。
他山の石とし頭の片隅に置いておくべきですね。会社勤めは今後も続けていくと思いますが、“うまく利用する”というスタンスを崩さないようにしていこうと思います。
・・・でも根本的な解決策としてはやっぱとっととセミリタイアすべきだな、うんそれに違いない。
★★★ ★★★ ★★★
余談ですがAさんはもう7~8割は辞める方向で考えている様です。普段から実績を上げている営業なので上席からの引き留めがありそうですが果たしてどうなることやら。
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