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【悲報】バリカンが壊れた|久しぶりの千円カットで思ったこと

床屋の無料写真もるとです。
昨年の夏に購入した愛機の中華バリカン。毎回試行錯誤しながら自分で髪を刈り、約8,000円ほどのお金を節約してきました。

昨日のこと。「ずいぶん髪が伸びてきたなーそろそろ、あれ、やるかー」とファ〇ルもどきにつぶやきながら浴室へ。櫛や髪留めなどの道具を一通りそろえ床に新聞紙も引き刈っていきます。

前日に充電もしたためパワーも十分。サイドを刈り上げブロックを作り、後ろを刈り上げようとしたその時。

「ぶううぅぅフゥウウゥゥゥゥン」

なんと・・突如パワーダウンし、バリカンは動かくなくなったのです。

「おかしい・・充電は満タンのはず・・」と思い、充電コードを繋ぎながら使うことを試みました。が、使えはするもののパワーがあがりません。ずっと通常時の五分の一ほどの稼働しかしてくれずろくに切ることができませんでした。

しばらくその状態でもカットできないか試行錯誤しましたが、五分後にあきらめまして。サイドと右後ろだけ刈りあがったむざんな髪の状態のまま浴室を清掃し絶望のままシャワーを浴びました。

★★★ ★★★ ★★★

しかしこのままでいるわけにもいきません。ということで以前通っていた千円カット(実際には1,200円)へ行くことにしました。

格安カットのお店のデメリットとして、予約などのシステムが無いためけっこうな待ち時間が発生するということがあります。昨日は予定も詰まっていたため時間を食うのはいやだな・・と思いつつ美容室へ到着。

運よく開店五分前に着いたこともあり、誰も並んでいませんでした。その日の最初のお客ということになり、めでたく待ち時間なくカットへ。ちなみに券売機には「本日一人での営業となるため、待ち時間を頂くことがあります。」と札が。

実際開店後すぐにぼくの他に二名のお客さんがほぼ同じタイミングで来ていました。最初のお客は15分ほどの待ち時間で済んでいましたが、もう一人は30分は待ったことでしょう。いやはや危なかった。

★★★ ★★★ ★★★

久しぶりのお店カットということもあり美容師さんと話をしてみました。向こうからしてみれば「なんだか髪がこれ以上にない荒れた客が来たw」という状態でしょうから、普段セルフカットをしていて今日も切っていたのだが途中でバリカンが壊れたこと、バリカンは何mmで入れてほしいなど。

で、「サイドはすでに4mmで入れたので後ろからでOK。」と伝えたのですがそこで美容師さんからこんな一言が。

「これもうちょい切れますよ。ぼくの4mmで入れてみますね。」

「ほ???」と思いつつお任せしていると、「チチチ」と確かに髪が切れていく音がします。えー切れてるやんーーーと思いつつ美容師さんに「4mmで入れてたんですけどね・・」と苦笑しつつ言うと美容師さんも笑いながら「(このバリカンは)ご家庭用のバリカンと比べると値段も何倍もしますし、特にこれは個人的に日本人の髪質に一番合うと思ってます。」と説明が。

そして後ろもへんてこりんな状態からすごくきれいにしてもらいました。下と耳周りそしてサイドを繋げるような感じで刈り上げ。上は長さをある程度残してもらいつつ、すきばさみで軽快にチョキチョキと鋤いてもらい軽めでセットしやすい感じに。

正直な感想。「当たり前の話だが・・これはレベルが違い過ぎる・・w」

★★★ ★★★ ★★★

セルフカットはけっこう時間がかかります。片付けやバリカンのメンテナンスまで含めると約2時間弱くらいは必要。で、1,200円を浮かすことができます。

一方フードデリバリーの労働は平均で一時間あたり約1,800円から2,000円は稼ぐことができます。つまりセルフカットの時間は約4,000円程度の機会損失があるものの、1,200円の稼ぎがある様な状態のため収支は-2,800円です。

いっぽうカットしに貰いに行くと約45分の時間がかかり現状は1,200円ほどの出費があります。一時間分の無稼働で-2,000円とカット代で-1,200円。でも次の一時間で2,000円稼げたとして収支は-1,200円。仕上がりはもちろん超きれい。

つまり理性的に考えると結論は「切りに行った方が合理的。」ということになります。鏡に映るきれいにカットされた髪を眺めつつそんなことを考えました。

★★★ ★★★ ★★★
床屋の無料写真
ということで、これを機にセルフカットはやめようかと考えています。まぁ経済的にもクオリティ的にも微妙なのであればやる意味はありませんw

とはいえ、これまで自分で切ったのが無駄だったかと言われると。かならずしもそういうわけでもないのかなと。いつかもしかすると誰かの髪を刈り上げる機会があるかもしれずそういう時にもしかしたら経験が役に立つことがあるかもしれません。

何事も経験ということもあるので面白い試みではあったのではないか。そう思いつつ、そっと首のあたりの刈り上げをなでるぼくなのでありました。

 

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