もるとです。
セミリタイアラーのブログはほぼ毎日有名どころを拝見しています。先人達の歩みや考えからは学べることが多いです。その中でも若手のカリスマの一人であるよよよさんの今日の記事はとても面白く、ちょっと共感する内容でした。
該当の記事はこちら。
よよよさんの質問箱にこんな質問が届いたそうです。
資産形成中の者です。よよよさんが100万、500万、1000万と資産が溜まっていった時どんな感情を持ちましたか？
これに対するよよよさんの回答はこちら、少し長いですが全文載せます。
最初は真面目な好青年なキャラでいたが、資産が溜まっていくにつれ、メッキがはがれ、どんどんと会社での態度がふてぶてしくなっていった、心の声はこんな感じでしたね
100万円→「まぁとりあえずこの会社やめて他の会社探す時間があるんだが？あんまり舐めないでもらえる？」
500万円→「今の俺なら実家での寄生リタイアなら10年はいける、それを分かってて職場の連中は俺に物申してるんか？」
1000万円→「どうせこんな貧乏安月給工場の奴らは上司含めて、1000万円なんて現金持ってねぇだろ(笑)ひれ伏せ！」
2000万円→「まぁもうぶっちゃけ、リタイアしてもいいけど…もう少し働いて遊ぶ金増やしてやってもいいかな？こいつら全員この工場に一生しがみつくのかな、かわいそうだな」
3000万円→「ありがとう、職場のみんな、みんなのおかげでここまでこれたよ…俺はいなくなるけど身体に気をつけてね…」
それまでのふてぶてしい人間からは一変、目標達成間近になったら、かえって他人に対して浅〜い慈悲の心が芽生えた
エヴァの最終回のシンジくんみたいな勝手に世界に祝福されてる気分になっていた
本心ではもちろん自分の偉業の功績に酔いしれながら、心の余裕ができて他人への浅い慈悲の心として表出した
だからメールしてバックレして退職の手続きは郵送でやり取りして消えようかなとかは思わずにちゃんと退職届け書いて、挨拶まわりして、相手の作法に合わせて退職の手順を踏んだんですよ、最期の慈悲だねそれは
ご本人も回顧しておられますが、2000万以下くらいの時と3000万の目標達成の時の差が激しすぎｗｗまぁでもここまで包み隠さず気持ちを綴って下さる老師はさすがです。
★★★ ★★★ ★★★
自分の場合はどうだったかというと100万くらいの時は正直覚えていないのですが500万貯めた時がけっこう最初の覚えている嬉しいポイントでしたね。その頃は仕事での野心もありそれなりに周りも持ち上げてくれていたので天狗になっていたと思います。
1,000万円の時は「一つの山を越えたぞ！」と思いましたね。このころは・・、仕事はもう正直かなり嫌でした。なのでセミリタイアすることを明確に考えていました。とりあえず今の仕事で稼ぎまくるぞと思っていたのですが、それと同時に「2,000万はどうやったら貯まるんだろうな・・。」とちょっと先の長さにクラクラした思い出もあります。同時に30歳で1,000万に到達したこともあり、「株クラの中ではクソだが、パンピーに比べるとすごいｗ」と順調に調子に乗ってました。
1,500万の時は約1年前と比較的最近。「最低限のセミリタイアはできるな。」と思った記憶があります。気分が高揚というよりも少しホッとした感覚の方が強かったです。目標の2,000万円の道のりがハッキリと見えてきた感があり資産面での成長を感じました。この時から少し人に対して寛容（？）になりご飯の時にお金を多く出すようになりました。
2,000万円は最初の到達は春ごろ、そして月末残高で達成できたのはわずか先月のことです。これは相当嬉しかったですね。「お前ら・・さんざん派遣だのなんだの馬鹿にしてきたが残念だったナ・・勝った！」と斜め上のイキり具合でした。「結果を出したぞ！！」と空に向かってさんざん吠えた挙句、しばらくすると気持ち的には余裕が生まれ「もうちょいガンバルか！」と。これまでとは少し違う調子の乗り方ですねｗ
上のよよよさんと近いものを感じるところもあればそうでないところもありつつ、色々な心境を経験してきましたというわけでございます。
★★★ ★★★ ★★★
目下の目標の2,500～3,000万の時はどんな風に思うことでしょうか。“慈悲”の気持ちは生まれますかね。まだちょっと想像つかないところもありますが、運が良ければ比較的早く到達できる数字なのかもしれません。
思い返すと自分の場合はコンプレックスですね～根底にあるのは。王道の道を何一つ歩まず、学も手に職も経歴も何もなしのすっからかん。最近も近しい人から派遣やフードデリバリーという働き方について少々否定的な意見を聞き、ちょっと感情的になるということがありました。
いわゆる普通の生き方への反骨心は相当あります。だから資産が増えた時にはやっぱイキりますね、相当にイキってます。記事内の“本心ではもちろん自分の偉業の功績に酔いしれながら”、この言葉には共感しましたなぁ・・。
これまで積み上げてきた苦労もありますし、ある程度は自然なことかもなとは思います。よよよさんの今日の記事は共感できるところも大いにあり、それと同時に自分を見つめなおす機会にもなり。謙虚でありたいものですが難しいです。資産運用の過程で思うことも今後もブログに書いて記録していけたらと思います。
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