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「痛みに負けLUNA」から学んでおきたいこと

もるとです。
金融商品に手を出すときは「投資」なのか「投機」なのかということを自分の中ではっきりとさせておく必要があります。でないともし「引き際」が発生した時に撤退ができず損失を広げるという可能性が高くなるからです。ハイリスクな商品であればあるほど徹底させるべきですが、市場にはたまにそのお手本の様な事例が発生します。

 ↓ 目次 ↓

仮想通貨のTerra(LUNA)

Terra(LUNA)という仮想通貨があります。(https://www.terra.money/
いわゆる「ステーブルコイン(価格が安定している仮想通貨)」の一つで、韓国製として初のステーブルコインになります。Terraform Labs社が独自に発行しており、昨年にブレイクしたあとは時価総額も10位以内に入るなど大変人気を博した仮想通貨でした。

しかし先週悲劇が起こりました。

gigazine.net

LUNAはアメリカドルと1対1で連動するように設計された仮想通貨「TerraUSD(UST)」を支える仮想通貨です。USTの開発元であるTerraform Labsが独自の仮想通貨であるLUNAを発行して1ドル相当のLUNAを1USTと交換できる仕組みを構築しており、常に1UST=1ドルに近づけるようにLUNAとUSTの発行枚数が調整されています。
USTの価格が1ドル未満になると、投資家の間にはUSTを買ってLUNA(1ドル)と交換しようとする動きが見られます。しかしLUNAそのものの価格が安定しない状況が続いたため、手に入れたLUNAを即時売却する動きが重なってしまい、LUNAの価格は下がり続ける一方に。2022年4月時点で400億ドル(約5兆1000億円)以上あったLUNAの時価総額は5億ドル(約640億円)にまで低下してしまいましたが、こうなるとLUNAがピーク時時価総額約185億ドル(約2兆4000億円)のUSTの裏付けとなるはずもなく、価値の維持が危ぶまれたUSTも一斉に手放されることになりました。こうしてLUNAおよびUSTの価格は急落し、2022年4月に最高116ドル(約1万5000円)に達していたLUNAは、2022年5月の第2週に価格を99.99%下落させ、記事作成時点では0.006ドル(0.77円)に。USTの価格も0.14ドル(約18円)にまで下落しました。

https://coinmarketcap.com/currencies/terra-luna/
裏付けとなる資産でないことにみなが気づいてしまい価格が暴落、紙切れになってしまったということかと。仮想通貨は一年に一度くらい似たり寄ったりのケースが起きている気がしますが、今回のも何ともエグい結果となりました。

ステーブルコイン=比較的安全と思っていた

ステーブルコインは著名なものだと他でUSDCやUSDTなどがあります。いずれもドル連動する仮想通貨として界隈ではそれなりの時価総額がある銘柄です。

しかし今回USTに半ば釣られるようにUSDTも下落した局面がありました。この時投資家は「いよいよ終わりか」というパニック売りの予想を呈しました。が、幸いなことにその後持ち直しています。
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むしろUST・LUNAが倒れた直後はみな元気に値上がりしていきました。

法定通貨に連動する仮想通貨。必要な時に他の通貨に替えれば低コストで送金もできる、自国の通貨が暴落するなどの非常事態にも備えることができる。良いところばかりが目に付いていましたが、今回の件はステーブルコインだからといって盲信してはならないということを勉強させてもらった気がしています。

運が悪ければ巻き込まれていたかもしれない

ちなみにぼくは今数十万程度ですがステーブルコインを保有しています。USDCですね。理由は大したものではなくてちょっとしたキャンペーンに釣られているだけです。

でももしこれがUSTを持っていたらと思うとぞっとします。実は元々はUSDTとして保有していたのですが、USTに釣られるように値が下がるかもしれないという情報を得て全てUSDCに替えていました。おかげで基本的にはダメージは受けることはありませんでした。

しかしもしかするとたかだか数千円の利益のために数十万円を失っていたかもしれません。自分が売るのがへたくそということは米国小型株を通して身をもってわかっています。今回もしこの状況に直面していたらと考えると逃げれていた自信はまったくないですな。

当たり前のことを当たり前にやるのが難しい世界だということを覚えておこう

「欲豚」という言葉の通り、少しの利益では我慢できず多くを追い求めた結果破産するのは投資の常です。ただ、知らず知らずの内に自分がそういう態度を示していることは往々にしてある。それは意識すべきだと思わされました。

コツコツ投資は大して儲からないもの、派手に利益を上げている報告は相場が好調な時に大きく目につく、そんなことを繰り返していると「挑戦していかねば」という変な焦りが生まれると思いませんか。ぼくはこれけっこう思っちゃいます。なんだか何も成長していない様に感じるのって嫌じゃないですか。

でも投資の世界っていうのは多分そうじゃないということだと思います。オーソドックスなことをどれだけ無心で継続できるか。何度も先人から教わっている気がしますが体現するのは難しいものです。今回のLUNAの事件は改めてそのことについて考える機会となりました。

悔やんでも取り返せないこともある。「こうしておけば」ということは通用しない。であるなら悪い事態に陥る前にアセットアロケーションの検討や定期のリバランスなど基本を徹底する。そういう個人投資家になっていけたらと思う事件でした。

 

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