もるとです。
早いもので2022年も一ヶ月と一週間が過ぎていこうとしています。
すでに年初来から色々と動きがあった相場ですが、備忘録を兼ねて状況をまとめていこうと思います。
米国・中国を中心に見てみましたが興味深い結果になりました。
年初来からの米国市場の動き
まずS&P500の相場状況です。
年初来で-6.17%に沈んでいます。
下落が止まらなかったところで、1月末にリバウンドました。
が、下落トレンドに入りつつあり今週の頭にガツンとやられたのは記憶に新しいところです。
ナスダック市場も見てみましょう。
こちらは年初来からのマイナスが10.96%とさらにヘビーに下げています。
トレンドの転換を明確に感じますね。
大型グロースの明暗くっきり
NASDAQやS&P500を思い浮かべるとまっさきに出てくるのは大型ハイテク株です。
そのグロース群が先週次々と決算発表をしていきましたが。
これが先週の一番の見どころだったと言っても過言ではありませんでした。
まずはMETA(Facebook)。
随分と話題になりましたが、これはえぐかったです。
ざっくり$340が$230へなってしまいましたから、指数へのインパクトも大でした。
そんな中良い数字を残しマーケットに好感されたのがこの2社。
アルファベットの決算、良かったですね。
年初来でも-1.42%とかなり気を吐いています。
そしてAmazon。
あまり期待をされていない、というか悪い結果であろうという見立てでした。
しかし想像よりは良かった決算はひとまずマーケットに受け入れられ、株価は下落の一途から戻しています。
ただ利益の内容的に、次回の決算が気になりはするところです。
その他ハイテク大型であれば、アップルはぼちぼちといったところです。
ハイテクの中でも選別が進んでいるのがよくわかります。
この様に大型はボチボチといったところですが、小型はもうお通夜状態です。
これはQQQJのチャートですが、指数的にはこれからも厳しい展開が続くと見ています。
今の時期に買う気は起りませんが、QQQJの動向は気にしておこうと思います。
中国の様子を調べたら驚いた
それでは新興国の様子はどうなのかということで、中国の動きも見てみます。
代表的な指数である上海総合指数はこちら。
旧正月の関係もありしばらくマーケットがお休みとなっています。
年初来で-7.46%というのは今の相場環境ならボチボチ。
一月の下旬に入るまでは悪くなかったのですが、そこから一気に下げだしています。
オリンピックが開催されている今、0コロナを目指しロックダウンをしていますが果たして宴の終わりの後にどの様になっていくのか。
ぼくが高値掴みして爆損を抱えているCXSEも見てみましょう。
悪くない・・というかこうやって見てきたあとだと相当よく見える・・。
中国テック、昨年下げまくったというのはありますがこの混乱の世にあって健闘しています。
こういうのを見ると改めて「つみたてが大事」と胸に刻まれます。
中国テックはまだまだ安いです。
アリババ、5年スパンで見ても最安値圏まで落ちてきました。
しかし2022年初来だと実は+1.53%です。
テンセントはアリババほどには下げていません。
実はテンセントは年初来で見ると+6.2%。
これは調べてビックリでした。
ちょっと注目度をあげようと思います。
利上げへ向かう中での日本円の動き
最後は為替相場です。
年初来のドル円はこの様に推移してきました。
円高に振れる局面もあったものの、円安基調は継続といったところです。
利上げに伴いさらに円安になるかと思っています。
海外資産を持つことの意味合いや重要性がますます増していきそうです。
基本は米国指数への投資を継続していきます
日々派手に動いているマーケットで見ている分には退屈しません。
と、強がりたいところですが、そんなに余裕というわけでもないです。
ハラハラドキドキ、まではありませんが「ドキッ」くらいはしています。
ただどんな時も一つ確信をもって思えるのは「世界経済は波さえあれど右肩上がりに成長する」ということ。
これを信じられるからこそ投資ができるわけです。
米国株がアセットの大半を占める投資になってはいますが、全米も全世界もそれなりに成長はしていくことでしょう。
来週からの相場も楽しみにしつつ、今年の投資戦略を改めて練っていこうと思います。
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