もるとです。
本日、投信界隈で少し驚きのニュースが発表されました。
セゾン投信株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役会長CEO:中野晴啓)は、主に国内に上場する中大型の株式を投資対象とし、企業、投資家とのエンゲージメントを重視したアクティブ運用の公募型投資信託「セゾン共創日本ファンド」を2022年2月1日に新規設定いたします。
私たちは創業以来、世界中に分散投資する2本のファンドを提供し、長期・積立・国際分散という投資行動を広めることで、生活者の経済的自立を支援してきました。そして、それは今後も変わることはありません。
しかし、運用会社としての社会的責任がいっそう増す中で、わたしたちは、日本の資本市場における課題にも向き合うべきではないかと考えました。持続可能な善き社会を実現するためには、企業と運用会社と投資家が三位一体となり、みなが高い志を共有しなければなりません。
幸いなことに高い志を持ち、理想を諦めない日本の経営者たちがいます。彼らをわたしたち長期投資家が励まし応援することが金融の本来の役割です。長期にわたる応援の成果として、単に投資リターンを得るだけでなく、日本の国力の強化にも貢献するという強い決意を胸に、わたしたちは、 創業から15年のいま、満を持して3本目のファンドの提供を決定いたしました。
長らくグロバラと達人だけで運営されてきたセゾン投信の新たな挑戦が始まろうとしています。
★★★ ★★★ ★★★
ポイントはこんなところかなと思います。
・対象は中大型株
・日本の国力の強化にも貢献するというコンセプト
・信託報酬 年1.012%(税抜 年0.92%)信託財産留保額 0.1%
・設定日は2022年2月1日
うーん、何とも言えない感じですね。
0.92%の信託報酬は国内アクティブファンドとしては標準の水準かと思います。
しかし運用対象が中大型株の厳選型。
これはけっこうコモンズ等と被る部分があるのではと思ってしまいますね。
中野社長のコメントで気になる部分はこんなところです。
私たちは日本を生き抜く生活者として、日本の長期衰退基調を決して看過するわけにはいかないでしょう。
「セゾン号」の次なる行動提起は、長期投資で育ったお金を、日本の産業界に規律と緊張感をもたらすと共に健全な事業成長に資する良質な長期産業資本として提供し、生活者にその恩恵が還流する好サイクルを私たち長期投資家主導で創出して行くことだと考えております。その実現に向けたチャレンジが「セゾン共創日本ファンド」です。
正しい運用で増やした元手を日本市場へ投入していき企業が健全に成長しそれが社会へ好影響を与えると。
言わんとすることはわかるのですが、「買おう」とはならないですね・・。
目新しさや差別化ができていないのかなと思います。
失礼ですが率直な感想としては「セゾン投信がやる必要があるのか?」という感じですかね。
国内グロースならひふみ、比較的大企業で厳選した銘柄への投資ならコモンズがあります。
また達人ファンドではスパークスという素晴らしいファンドが組み入れられています。
この辺への投資活動でもそれなりに目標が達成されるのではという気がしないでもないのですが。
まぁ中野社長自らが先頭に立ってこれをやっていくということに意味があるのかもしれません。
そして組み入れ銘柄もまだわからないですしね。
ビックリするような中型株にガッツリと投資(最大一銘柄15%まで)するとなったらそれは面白いファンドかなと思います。
大型株はともかく、中型株がどのくらいまでの時価総額を指すのかも気になります。
一般的な目線なら1,000~3,000億円といったところでしょうか。
この辺の企業へ長期投資をしてどんどんでかくなっていくのを支援するみたいなイメージですかね。
今のところ購入は検討していませんが、ファンド自体は注目して見ていきたいと思います。
★★★ ★★★ ★★★
今日は年明けの初出勤でした。
年明けの出勤日初日に酒を飲むのも恐らくこれが最後かと思うと感慨深い。
古い企業なので始業前にちょこっとだけお酒がふるまわれます。
最初はビックリしましたが、2年目以降は心待ちにするようになりました(笑)
その後は新年早々のトラブルに巻き込まれあわや中惨事か・・と思えることもありましたが、運が良かったこともあり午後には無事に収束。
ラッキーにも恵まれ初日の仕事を終えることができました。
18:30頃に帰宅した後は配達へ、雨ということもあり2時間で4,800円稼げたこともこれまたツイていました。
今週はとりあえずあと二日。
これから晩酌して早めに就寝したいと思います。
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