もるとです。
ツイッターを見ていると、インデックス投資界の大御所の水瀬さんが興味深い記事を執筆しておられました。
モーニングスターのネット記事を取り上げ、一部の高パフォーマンスであったアクティブファンドへの所見を述べておられます。
せっかくなので、記事で取り上げられていた「キャピタル 世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」について少し調べてみました。
「主に、世界各国の株式等へ分散投資。個別企業の徹底した調査に基づく銘柄選択により超過収益の獲得を目指す、ボトム・アップ・アプローチのアクティブ運用を行う。複数のポートフォリオ・マネジャーが運用に携わることによって、投資対象やアイデアの分散を図り、安定的かつ継続的な運用成果の獲得を目指す。ファンドオブファンズ方式で運用。8月決算」(モーニングスターより引用)
全世界株式クラスのアクティブファンドには、正直まともなものがほとんどない中、このファンドは良いアクティブファンドである可能性を感じます。覚えておきたいと思います。なお、今回の調査期間である4年間の積み立て実績が、今後も続く保証はまったくありませんので、そこは冷静に見る必要があるでしょう。
こんなファンドがあるとはと、もちろん僕も初見でした。
運用商品というのはやはり玉石混交ではありますが色々とあるものですね。
★★★ ★★★ ★★★
元のモーニングスターの記事はこちらです。
アクティブファンドの運用パフォーマンスについてわかりやすいグラフが載っていたのでちょっと拝借します。
元本が47万円。
全てのファンドにおいて元本割れというのは無かったようです。
株式相場が比較的堅調であり続けたということも結果に影響していると思います。
そして全世界株式で基準となるインデックスの成績はこちら。
全世界株式インデックス「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」に連動する「野村つみたて外国株投信」は同期間で68.2万円の成績だった。
元本が47万円なので68.2-47=21.2万円の含み益。
およそ+45%という結果です。
ぼくが積み立てをしている「セゾン資産形成の達人ファンド」は約+37.8%。
約7.2%ほどアンダーパフォームしています。
残念ながら近年はインデックス運用に対し弱くなっているという結果でした。
★★★ ★★★ ★★★
やはりこういう結果を見ると基本的には全世界株式インデックス運用がベストだなと思わされます。
ぼく自身、運用に関して親しい友達や家族に相談された時は必ずSlim全世界株式を推していますがやはりみなが良いと思うものにはそれなりの理由があるのだなと。
運用事態に興味があるのであれば流行り廃りのものへお金を投じるのも悪いとは思いませんが、押さえておくべき基本は今後も不変ということに一応の結論としてはなりそうです。
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