もるとです。
4回に渡り書いてきたアクティブファンドシリーズですが、今日でこの記事は終わりです。
前回のこの記事からの続きを書いていきたいと思います。
★★★ ★★★ ★★★
前回の記事までが半ばセゾンの販促記事みたいになっていましたが、それほど良いと感じて投資をしていこうと思ったぼくは「これ一本で積み立てればいいかな」と考えていました。
しかし、ひふみやコモンズ30の運用報告を読んでいく内に「あ、これも面白そう。」と思うようになりました。
さらに自分のポートフォリオを見ると、日本株はかなり少ない比率になっていたこともあり、もう少し日本へ投資をしても良いのではと考える様になりました。
ひふみは一部外国株も含みますが、今でも基本は日本の小型~中型株への投資が多く運用されています。
逆にコモンズは厳選の30社ということで、信越化学や味の素などの大型株が中心です。
これらを組み合わせることで日本市場の成長をバランスよく買っていくことができるのではと考えました。
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そして、予算の5万円を使ってセゾン達人7割、ひふみ2割、コモンズ1割弱という積み立てが昨年の夏以降現在まで続いています。
最近は日本市場が好調であることも幸いし、積み立てているひふみやコモンズのリターンが上がるターンとなってきています。
米国株と比べると保有数こそ少ないですが、世界株に投資するという経験をしつつ分散投資の効果も感じられ、今のところ満足感のある運用となっています。
色々とデータをもとに投資する理由を述べてきましたが、結局のところアクティブ運用の肝は”人”だと思います。
インデックスの様に市場平均を取りに行くのではなく、ファンドマネージャーを中心としてチームで投資先を考え選定する。
そして市場をアウトパフォームすることを目標に投資を進めていく。
投資先の厳選、何でもかんでも買わないこと。
そして「顔が見える」運用をしていくこと。
具体例をあげてみたいと思います。
セゾンの組み入れファンドであるコムジェスト。
投信EXPOでの動画です。
16:22~からダウ指数の入れ替えについての所感、そして自分達がどういう風に運用しているかということを語っておられます。
・セールスフォースとエクソンモービルの株価に注目
・アクティブ運用であれば適切なところで売る・買うということができる
・インデックス運用であれば指数に入っていない限り投資されることはない
・レイセオンなどのESGの理念に反する会社には投資しない
哲学やポリシーがはっきりしていること、アクティブ運用の魅力ということについて改めて考えさせられる動画になっています。
自分が投じたお金はどの様に運用されているのか、インデックスでは見える様で見えにくいところです。
しかしこうやって運用会社の顔が見える場合、よりリアルにそれを感じることができます。
合理的でない行動だ、と思われるかもしれませんが、こういった運用報告会やメディアへの露出を通して運用者の顔が見えることはぼくは一つ大きな魅力だと考えています。
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今はtsumiki証券での投資に加え、楽天証券でも月に20,000円ほどひふみワールド+を購入しています。
こちらは米国株比率も60%近くあり、ACWI指数とも比較的近い構成のファンドです。
セゾン達人などとは違い、「攻めのファンド」という位置づけで投資を継続しています。
投資人生は寿命次第ではありますがまだまだ長く続いていくものだと思っています。
刈り取りの時期になった時にどう思うか、今の段階では想像もつきません。
ですが、最終的にこういう風に考えられればいいというのはあります。
「ここまで投資を続けてきて良かったな。」
「ベストではなかったかもしれないけど、自分なりに最善を尽くしたな。」
「失敗もしたけど、結果としては充分に満足のいくリターンを得ることができたな。」
インデックス一本でもこれらは問題なく達成できるかと思います。
また、投資を続ける内に考え方も変わってアクティブファンドの購入をやめることもあるかもしれません。
ですがそういったことも許容しつつ、今その時その時の自分がもっとも腹落ちする運用を考えて投資を続けていきたいと思います。
今はアクティブファンドの醍醐味である「人」の部分や「運用」の部分を信じ、しばし積立てを継続していこうと思う日々です。
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