もるとです。
新生銀行とSBIの戦いが日々激しさを増しています。
SBIホールディングスのTOB(株式公開買い付け)を受けている新生銀行が買収防衛策を実行に移すには、株主の賛同を集める必要がある。SBIの提案よりも魅力的な企業価値の向上策を対案で示せるかが鍵だ。ただ、業績の低迷が続いてきた状況下で賛同を得るのは容易ではなく、同時に進めているホワイトナイト(白馬の騎士)探しも難航が予想される。
「破格ともいえる価格設定で、新生銀側の急所を突いた」-。大手銀行関係者はSBIが9日発表したTOB計画を見てうなった。
TOBの買い付け価格は1株当たり2千円で、発表直前の株価(1440円)の約1・4倍に相当する。発表後に一時2千円を超えたが、それ以前は1300~1400円台で推移してきただけに、市場で高まったTOBへの期待感が新生銀に与えた衝撃は大きい。
新生銀行は既存株主に対し「新株予約権」を付与、ただし条件をつけてSBIには行使させない様にするようです。
今のところはSBIへ質問状を送ると共にソニーやセブンイレブンにホワイトナイトを要請しているとのこと。
こういった新生銀行側の対応を見るに、やっぱりSBIの傘下には入りたくないのだろうなと感じます。
★★★ ★★★ ★★★
SBIは地銀を10行近く傘下に加えていたと思いますが、そのまとめ役として新生銀行をほしいと考えているようです。
住信SBIネット銀行ではだめなんでしょうね。
状況を見るに新生銀行側が不利なのかと思います。
しかし。
個人的にはできればSBI傘下入りせずに頑張ってほしい。
なぜなら、新生銀行はマネックスと組んでいる実績があるからです。
楽天は楽天グループ内で、SBIは住信SBIネット銀行や三井住友カードという陣営があります。
しかしマネックスは銀行やカードというところがちょっと弱い。
そこで新生銀行と組むことでよりサービスの拡充をしてもらえればサービス利用者としては万々歳です。
もし新生銀行がSBI傘下入りしてマネックスとの提携解消なんてことになったら対抗馬が消えてしまうことになります。
そうなるとネット証券はますます二大巨頭の勢力が強まります。
マネックスが新たな提携先を見つけるにしても時間がかかることでしょう。
★★★ ★★★ ★★★
新生銀行は昔はけっこう使ってましたね。
コンビニで手数料無料で使えたので重宝していました。
今となっては手数料有料のためあまり使ってないですが、口座に振り込むとTポイントが貰えるという特典がありそれを目当てに使っています。
しかしこういうTOBみたいなやつは見てる分には面白いですよね。
半沢直樹的な事柄がリアルタイムで進行していると思うと中二病心がくすぐられます。
中の人はとても大変でしょうが…
ぜひともバチバチにやりあって頂き、業界を盛り上げてほしいところです。
証券界隈ではサクソバンクの特定口座対応も多分テスト運用があっていると思います。
サクソバンクはDRIPもあるので外国株投資家としては注目です。
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