もるとです。
ほぼ日(3560)のトップで凄腕コピーライターの糸井さんが炎上しています。
糸井重里 Uber配達員への疑問が“上級国民”と大炎上…「清潔感は必要」と擁護も(女性自身)
《ウーバーイーツ?って頼んだことないんだけど、配達してくれる人の服装の清潔感とかサンダル履き禁止とか自転車の汚れ方とかについてのルールはないみたいだね。》
最初糸井さんのこのツイートを見た時はちょっと意外でしたね。
こんなこと言いそうにない人というイメージだったからです。
★★★ ★★★ ★★★
ぼくは糸井さんのけっこうなファンであります。
最初にほぼ日を知ったのはちょうど10年位前かな。
当時の師匠の様な人に教えてもらいました。
それ以降ほぼ日のトップをかざる「今日のダーリン」はよく読んでいます。
ほぼ毎日読んでるんじゃないか。
たまに忙しいと見逃しますが。
ほぼ日は色々な記事があるので、無料で読めるメディアとしてはすごいですよね。
最近だとこの連載はすごく良かった。
近い内に読みたいなと思っていたところにこの連載があっていてナイスタイミングということで読んでいました。
ますます読みたくなりました。
と、こんな感じで普段からほぼ日と糸井さんはすごいなと思っていたわけです。
★★★ ★★★ ★★★
糸井さんのどんなところが好きかというとね。
うーん、なんていうんだろうか言葉のセンスとかなんでしょうが、文章を読んでいるとシンプルにテーマが伝わってくる所ですかね。
あと、すごい人なんだろうけど本音で書いているところでしょうか。
良い意味で飾り気のない、かっこつけていない文章が面白いと感じています。
あとはあまり後ろ向きなこととか言わないですよね。
文句っぽいことがちょこっと出ても基本は前向きというか。
だからこそ今回の発言は意外だったのかもしれません。
★★★ ★★★ ★★★
件の発言は配達員としては少々悲しい気持ちもあります。
が、まぁしょうがないですね。
確かに配達員も色々なので、中には「衛生的でない」と感じる人もいるのは事実と思います。
かく言う自分も清潔感のある服装は心がけていますが、どうしても外仕事なので汗もかくし天候によっては汚れてしまう。
ちなみに夏場はコンプレッションウェアや黒の足首までのスパッツ、冬場はダウンジャケットにスポーティなスウェットといった出で立ちで配達しています。
足元はスポーツスニーカーです。
食べ物を扱う仕事ではあるので、衛生面は気をつけていきたいとも思っています。
★★★ ★★★ ★★★
とはいえ、フードデリバリーの様な働き方(ギグワーク)は今後も広がると思いますね。
価値観の多様化、さらに雇用の受け皿拡大やAI等の進化が進むと雇われというよりマッチングといった働き方を好む人も多く出てくることでしょう。
でもそのスタイルであれば、仕事の受注主は良くも悪くも様々な面が自由であるスタイルに魅力を感じてその労働に従事するわけです。
なので、今回の様な認識というのはちょっと考え方的にズレているのかなと。
もし大多数の人が「配達員が汚いから使いたくない」と思う様なサービスであればその内淘汰されていくことになると思います。
そうならない様にするためにも、清潔感を保ちつつ受け渡しの際は笑顔など気をつけなきゃいけないですね(笑)
わざわざ使っていないサービスに対して、批判的に口を突っ込む必要もないのかなと思います。
あと、ちょっと思うのは「そんなに快適なサービスを求める余裕がこの国にあるだろうか。」ということです。
少子高齢化に伴う労働者の減少や経済の縮小、増えない所得、諸外国の勃興等日本はそんなに余裕もないはず。
それだったらどんどん規制を取り払い、新しいビジネスを受け入れ雇用を伸ばして税収を得る。
一方、国民側も画一的なサービス(制服など)に捕らわれない労働者や企業に対しても「そういう時代なんだ。」と受け入れる。
そっちの方が良いかと思うわけです。
小汚い一部の配達員を揶揄する様なコメントを影響力のある人がするのはちょっとね。
やっぱりズレてますよね。お金持ちだからかな。
お年を召されているからかな。
★★★ ★★★ ★★★
と、色々偉そうに書いてしまいましたがこういう時に注目が良くも悪くも集まるのは良いことだと思います。
ちゃんとした格好で、明るく元気に配達しフードデリバリーをFireへの原動力と今後もしていきたいと思います。
そして、今回のことは少々残念ではありましたが糸井さん、ほぼ日のファンであることは今後も変わらないです。
ぜひとも長くお元気に活躍して頂きたいと思うのでした。
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