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【他人事ではない】中国の流行りである寝そべり族に思うこと

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もるとです。

 

一回目のワクチン接種してから今日で三日目。

体調はほぼ完全に戻りました。

ということで、バリバリと普通の日々に帰っていきたいと思います。

 

さて、少し前にネットでこんな記事を読みました。

学業と労働のプレッシャーに耐えられず、過酷な競争から離脱し、手の届く楽な生活で満足する「寝そべり族」と呼ばれる若者が出現している。こうしたトレンドは中国政府の目標を脅かす。高齢化に伴い、政府は人口増加と生産性の高い労働力強化を目指している。カリフォルニア大学バークレー校のフアン・シュー講師は「ジレンマになっているのは、若者も親も誰もがホワイトカラーの職を望むが、社会には低賃金の職業に就く労働者が必要だということだ」と解説する。子育てや介護、医療、接客サービス業で大量の労働力が必要とされていると指摘した。

 

今お隣の国中国で問題になっている「寝そべり族」。

この記事を読むと国家としてだいぶ手を焼いているという状況が伝わってきます。

 

そもそもなぜ寝そべり族が生まれたか。

おおまかにこういった理由だそうです。

 

・教育費の高騰、熾烈な競争に疲れる若者

中国は学歴社会として知られています。

多くの若者は清華大や北京大への進学を目指し勉学に励んでいますが、人口が多いゆえその競争は半端ではなく若者はプレッシャーを抱えています。

また学習塾の費用も高く、一説によると平均年収の2倍にも及ぶ場合があるとのことです。

日本円にして月17万円の費用、これを出せる親も限られてきます。

そうなると、ステージにすら上がれない若者は「寝そべるしかない」となるのはもっともなことと言えます。

 

・不動産価格が上昇し、若者が家を買えない

さらに優秀な成績を収め、見事に競争を勝ち抜いた若者達にも苦難が待ち受けています。

それは不動産価格が高騰しすぎてしまい、一般の会社員にはなかなか手が出ないものとなってしまったという現状です。

地域にもよりますが、上海の場合中心部以外にある中古物件でも日本円で5000万円以上、新築ならば1億円以上となります。

中国人の大卒の初任給は日本円で約8~9万程度です。

貰える給料は日本の半分、家の価格は下手すると2倍以上となれば将来は絶望しかないでしょう。

 

 

以上のような理由から多くの若者は無気力化し、「寝そべっていれば倒れることもない」という心境になってしまっている様です。

しかし紹介した記事内にもある通り、単純労働の手もだくさん必要とされておりこの寝そべり族がはびこる様であれば国家としての成長はない。

ということで習近平も必死に手を打ち学習塾からオンラインゲーム、エンターテインメントを標的に規制を強化、おかげさまでCXSEは下がったわけですこのやろう。

 

ただ、若者は不憫ですね。

時代に恵まれた特定の層が得をして、そのあおりを若者が受ける。

成熟国にはよくあることなのかもしれませんが、悪い流れを直撃した世代は簡単には立ち上がれません。

 

程度の差はあれど、この日本でも似たようなものです。

世代間の格差というのは明確に存在していると思います。

もちろんどの世代でも頑張って結果を出している人はいますが、少なくともバブル以降に生まれた若者はひたすら不利な状況で生きてきたと言えると思います。

 

 

★★★ ★★★ ★★★

 

そういった現実を把握し、受け入れたうえでどう幸せに生きていくか。

問われているのはこの部分だと思います。

その最適解はずばりお金(資産)だと個人的には思いますね。

資産があれば、様々なシーンで選択の自由が増えるからです。

やるもやらないも、そして本当に嫌なことに間髪入れずに「No」と言える。

これこそがお金の持つ大きな良い力だと思っています。

 

生きていく上ではお金はそんなにたくさんは必要ではないと思います。

家族構成等にもよりますが、自分の身だけを養っていくなら最小限でも大丈夫でしょう。

しかし、ただ楽だけを求めてミニマムに生活するのも味気ない気がする。

そういう意味では寝そべり族はぼくのスタイルには合いません。

そのあたり、うまい塩梅を目指しつつ幸せなライフスタイルを追求していきたいと思います。

 

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