もるとです。
ついにこの日がやって来た。
本格的に自分の髪を自分で切る日が。
休み初日で疲れていたはずなのに興奮で朝は7:30に目が覚めてしまった。
しばらくベッドでごろごろ二度寝を試みるも、意を決しバリカンに火を入れる。
「いくぜ!うぉーーー!」
ちなみに切る前はこんな感じ。
意気揚々と、しかし慎重に切り始める。
まずはサイドにツーブロックを入れるべく刈り込んでいく。
多少ムラは出たものの、おおむねうまくいった。
お次は30mmで全体をカット。
トップ、耳周り、バックを刈っていく。
こちらも感触はまぁまぁ悪くない。
鋤きばさみ的な感じでカットできるので、そこまで心配を恐れる必要が無かった。
ここまでにかかった時間はおよそ30分弱。
ネットの情報では強者は全体を15分でカットするらしい。
さすがに初心者なので時間はかかるかと思いつつ出来を確認。
うん、だいたいはうまくいった。
しかしここからが勝負。
そう、襟足に挑戦である。
ネットで収集した情報の通り、しっかりと刃先を首筋にあてて下から上に刈っていく。
バリカンを上に動かした時に最後はスッと反らして自然に仕上げるようにする。
そう、こうすればうまくいくはずだった。
・・・おかしい。
・・・・おかしいぞ!
真ん中が異常に残る!!
ぎょえー!
いったいなんなんだ、この槍のような筋は!!
焦りに焦る。
これじゃ来週会社に行けない。
いっそこのままなし崩しにセミリタイアしてしまうか?
いや、資金は全然溜まってないぞ!
風呂場にうずくまる。
しばらく、凹んでいた。
バリカンなんて挑戦するんじゃなかった。
不器用なんだからさすがにこれは無謀すぎる挑戦だったんだ・・。
しかし、落ち込んでいても何も始まらない。
ここから格闘が始まった。
だんだんとバリカンのアタッチメント長さ設定を短くしていく。
最終的に一番短いものまで使って刈っていった。
そういえば、前回ハサミでセルフカットした時も矢印の様に髪の毛が残っているのは同じ箇所だった。
つまりここが自分のくせ毛なのだろう。
しかし、自分で切るとなると一番やりにくいところに強敵が控えている。
なんてこった、恨めしいぜマイ後頭部。
強敵の箇所は直接は見えない。
なのでスマホでビデオを撮ったり、写真を撮影しながらゴリゴリと刈っていく。
大胆さと慎重さのバランスが本当に難しい。
一歩間違えればハゲである、冷静に考えるとリターンのわりにリスク取りすぎ。
SPXLが上昇の時はS&P500と同じ幅しか上昇せず、下落の時だけ界王拳を使われる様なリスクの取り方である。
最終的にアタッチメントをすべて外し、下の方はきれいに刈り上げていった。
格闘することトータル2時間半。
できあがりがこちら。
若干アウトではあるが、ぎりぎり外に出れないことはないレベルに仕上げることができた。
キワの部分はかみそりも使い産毛を処理。
不揃いではあるがとりあえず後ろはこれで完成。
あとは耳周りで長さが不ぞろいなところがあったので、はさみを使いチョキチョキと切ってサイドを仕上げた。
(上の写真の左耳のところにピョコッと出ている毛など)
写真で撮ってみたが、横はまあまぁという出来でワックスを付ければごまかせると思う。
写真を他の人に見てもらったが、「いつもカットしに行った時もこんな感じじゃない?」とのことで一安心。
初のセルフカットをなんとか終えた。
トータルの時間、3時間近くかかったと思う。
正直コスパはめちゃくちゃ悪いw
では次回はどうするか。
とりあえずもう一回挑戦してみようかと思っている。
今回である程度の要領はつかめたので、次回からはもう少し時間は短縮していけるのではなかろうか。
最終的に30分くらいでさらっとカットできるようになればいいなぁ。
それにハラハラしたものの、カット自体はなかなか面白かった。
自分で切りたいように切れるのもおうちカットの魅力だ。
実は以前床屋でサイドにツーブロックを入れてもらったら、上の方がおもいっきりはねてパイナップルみたいなヘアカットになってしまったことがあった。
そこで対処法が書かれた記事もあったので、この記事を大変参考にした。
ネットで調べて直毛、剛毛の人がツーブロックにする場合は
刈り上げを耳の一番高くなる位置より若干手前までにしておくと
耳の後ろの髪が残るので横の髪が跳ねてもカバー出来ると知ったので
控えめに刈り上げました。
結果的にこれがドンピシャ。
ぼくのケースはこの方とまったく同じで、刈り上げは控えめにしておけば良かったようです。
床屋さんはがっつり刈り上げてたからね。
パイナップルになってしまうというわけです。
この辺の調整を自分で好きなようにできるというのは、まさにおうちカットの醍醐味。
そして、切りたいときに切れるのがいい。
お金のことを気にせず、2ヶ月おき程度で微調整でカットしていけたら最高だなと。
できればモノにしたいですね、この技術。
間違いなく一生ものになると思います。
ということで初のセルフカットのレポでした。
今後も挑戦していきたいと思います。
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